08/09の日記

23:18
第九話
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「なぁ、清純はコンビニでずっと働いてるん?」

「うん。親元を離れてね…侑士君は何で昨日あんな所にいたの?」

「んー、ちょっとな。」

「恋人とケンカしたとか?」

「まぁそんなとこや。」

「なーんだ☆せっかく恋人にしてもらおうかと思ったのに!」

「せやったらなればいいやん?」

「え?もしかして彼氏にしてくれるの?」

「えぇよ別に…」

「本当に?!ラッキー☆」

(変な奴やなぁ…。)

それからというもの、清純と侑士の奇妙な同棲生活が始まった。



「清純、起きてや。バイト遅れんで?」


朝からバイトという清純を起こし、侑士は朝ご飯の支度をする。

「侑士君が作ったカレーいつも美味しいね☆」

「無駄口たたかんで早く行き。キヨがカレーしか教えてくれへんからな。」

「今度の休みに他の料理の作り方も教えてあげるよ☆あ、今日夕方の7時には帰ってくるから。」

「ほな、いってらっしゃい。」

「いってきますのチュー☆じゃーね!」

キヨは唖然とする侑士を残して、家を後にした。

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