08/22の日記
16:49
第二十二話
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部屋につくと、岳人が待っており、秘書の仕事についての説明を延々とされた。
五時にはそれも終わり、部屋につくと、はかったように携帯が鳴った。
「もしもし…。」
相手は亮であった。
「侑士、気を付けろ。あの不二はBLACK JOKERのボスだ。」
「何やて?…ボスって…。キヨが言ってたんはこういう事やったんか…。」
「正確にはボスじゃねぇ。あの組織には《ボス》はいない、少人数で動いてる。纏める奴はいねぇけど、何でも孤児だった奴らが集まって出来たっていう話だから団結力は並じゃねぇ。」
「そうなんか…。せやけど、メンバーが孤児って言うんなら、俺たちも負けてないんやん?」
「…そのことだけどな侑士、前から言おうと思ってたんだけど、お前……。あ、悪い榊から電話が入った!また連絡するからな。絶対気を付けろよ。じゃあな。」
「何や話は最後までせぇ。」
亮が言い掛けた言葉が気になりながらも、侑士は床についた。
「はぁ…もう疲れるわ。」
それから数時間後、侑士は再び岳人に叩き起こされるのだった。
〉明日へつづく
とつぜん!次回予告
亮が最後に言い掛けた言葉とは一体…?!
残念ですが、次回はあかされません!
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