08/23の日記

00:50
第二十三話
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岳人にたたき起こされ、侑士は跡部の部屋へ向かってた。
トントン

「入るでー。」

中に入ると豪華な夕食がのる少し大きめのテーブルが一つ。すでに跡部は座っいて、侑士を向かい側の椅子に座るよう促した。

「今夜は二人だけなん?」
どちらからともなく食べ始め、侑士もゆっくりと食べ物を口にする。

「あぁ。社員とのコミュニケーションをとるのも俺にとっては大事な仕事だ。」

「ふーん…社員思いなんやねぇ。せっかくやし、こっちのコミュニケーションもとらへん?」

侑士はそっと跡部の頬をなでると自ら口づけた。

「ふ、やるじゃねぇか。」

跡部は侑士の熱っぽい瞳を見つめると鼻で笑った。

「積極的な奴は、嫌いじゃないぜ?」

跡部はそういうと席を立ち侑士を抱き上げると、奥のベッドに侑士を降ろした。


「優しくしてや?」

「アーン?誘った奴が言うセリフじゃねぇだろ。」

跡部は再び侑士の唇にキスをすると、侑士の服をゆっくりとぬがし始めた。








「…はぁ、アンタめっちゃうまいわ。」

「まぁな。」

事情後、跡部の腕まくらのなかで侑士は頬を染めた。

「今までやったなかで一番よかったわ。」

「当然だろ。」

「…もしかして不二と毎晩寝とるから?」

「アーン?別に毎日じゃねぇ、あいつが誘って来た時だけだ。」

「跡部にとってセック スって何なん?」

「コミュニケーションの一つ。別に不二に特別な感情はない。」

「跡部はもっと優しくて落ち着いてる奴やと思ってたわ。」

「表向きはな。俺だって毎日ああがんじがらめじゃな」

「跡部も人の子やねぇ。」

「バーカ。」

二人は笑いあった。

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