05/27の日記
20:46
ロミオ†ジュリエット
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そこへ幸か不幸か,景吾の父が通り掛かった。
「金はいくらでも払う…皆忘れてくれ。どうか死刑だけは免れるような裁きを…」
その場に居合わせた者たちの声からどこからともなく声が上がった
「この村から出ていけ…!!」
声は重なり,やがてそこにいた群衆が皆口を揃えた。
「景吾,いけ。」
景吾は無言でそこを立ち去った
せめて侑士に一言言葉を遺していきたかっがそんな余裕は一秒たりとも与えてはもらえなかった。
そして,景吾はその日村を出た。
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