忍受小説

□忍足は魔女♂
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忍足侑士。
実は魔女っこ。

忍足は魔女っこだから、何にでも変身できる。
ファンタジーだから何でもできる。

「あー眠い…。」

日曜の午後。
外は秋晴れで、お日さまがぽかぽかと温かかった。

「あのベランダで寝れたらな…。」

一人暮しのマンションの二階ベランダは、とても人一人うたた寝できるほどの広さはなかった。

「しゃーないな…魔法で猫にでもなるか。」

忍足はいそいそと服を脱ぎ始めた。
ファンタジーといっても猫は服きてないですから、そんな変身したら服がなくなるなんてありえない訳で…まぁそんなこんなで真っ裸になった忍足は呪文を唱え始めました。

「ンウャチトンカアャキナシンコッケロソロソ・クトンカ・ノ・パッガロエ・イタンヘ・ン-ァカバ・ンフッウ・ンハッア・ンヤイ…猫になぁれ…」

(↓テーマソング)
♪魔女っこ忍は〜
 魔女っこ忍は〜
 あなたぁの心に…
 忍び込むぅ!アハ〜ン

魔法で黒猫に変身した忍足は、さっそくベランダに出てお昼寝を始めました。


「はぁ…めっちゃあったかいし気持ちええわぁ…。」
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