☆青空と星空の贈り物★

□孤高の強さ
1ページ/1ページ



走った

どこまでも遠くに



弱い自分を
必死で捨てて

迫り来る
恐怖からも逃げて

孤高の強さを求めた



だけど
どこまで走ればいい?

どれだけ、弱い自分を
置き去りにすればいい?

どれだけ、
恐怖から逃げればいい?



そんなことを考えて
走った道を振り返ると

恐怖から逃げれない
小さな置き去りの自分


『助けなきゃ!』


道を引き返す自分

求めた強さから遠ざかり

捨てた自分に近付いて行く



何も助けれない強さなら
いらないから

何かを助ける弱さが
欲しい

ただ、そう思った

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ