野球
□Sweet lover time
1ページ/4ページ
澄み渡る空にちょうど良い気候。
こんな日に真面目に授業受けろ、って方が無理なモンだろ?
そんな結論に達した俺は、午後の授業をサボることにして昼メシがてら屋上に行くことにした。
「あ〜ヒマ…」
屋上で何もしないのにも飽きて昼寝でもしていようかと考え始めた頃、屋上の扉が開いた。
「あれ゛…先客が居ング?」
「あ、センパイ…」
「お昼一緒してもいいング?」
「別にいいっスよ。…っても俺はもう食い終わっちまいましたけど。」
そう言うと、手招きをしてセンパイを隣に呼び寄せる。