Story of Girl's Side 2nd Kiss

□Destiny011.SPread_Five_Wingsレギュラーラジオに挑戦!の巻
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5人:(イントロ後)――SPread_Five_Wings!
Radio_Revolution!!

佐伯:さあ、今夜もこの時間がやってきました。
僕たちSPread_Five_Wingsの
Radio_Revolution。
メンバーの佐伯瑛です。
志波:…志波勝巳だ。
ハリー:世界一のトップミュージシャン、ハリー様だ!
今夜もしっかりついてこいよ!
クリス:全国の女子高生の皆さん、クリストファー・ウェザーフィールドや。
今夜もよろしゅうな。
氷上:全国の女子高生の皆さんなどとふしだらな…!
少しは節度というものを慎みたまえ、ウェザーフィールド君!
クリス:え〜?
ファンは大切にせなあかんよ?
氷上君。
氷上:それとこれとは話が別だ!
…と、すまない、自己紹介が遅れてしまったな。
SPread_Five_Wingsのリーダー、氷上格だ。よろしく。
葉月:…ゲストの葉月珪だ。
ハリー:ってお前!
何しょっぱなからフツーに挨拶してるんだよっ!
それじゃあゲストの紹介になんねーじゃんっ!
クリス:そういえば葉月君…さっきからどこ見てるん?
ミキサー室の方見てるみたいやけど。
ハリー:葉月っ!
ちったぁ人の話聞けっつーの。
葉月:…肉まん。
ハリー:は?
葉月:…プロデューサーを見てたら肉まんが食いたくなってきた。

――そんな風に彼が見つめる先にはミキサー室(金魚蜂)にて、台本を片手に腕組しながら、一同のやりとりを見守っているEX.プロデューサーであるリエールの姿。
そんな彼女の姿はいつもどおり、豊満なバストを強調したセクシー服にミニスカート・ハイヒールという出で立ちであり、彼女の隠れファンでもある葉月は心惹かれずにいられなかったようだ。

ハリー:お前、公共の電波で平然とエロイこと言ってんじゃねぇよっ!!
氷上:そうだ、君は今いる自分の立場を理解しているのかい?!
葉月:…在るべき青少年の姿だと思うがな。
ハリー:開き直りやがった…コイツ。
後でプロデューサーに怒られるぞ、絶対。
しかも微妙にキャラ変わってねぇか?
葉月:…そう簡単に手の内は見せないさ。今はな。
ハリー:はぁ?何だそりゃ。

――そう言うハリーたちの先では、金魚蜂にてリエールがカンペで『瑛くん、あとであいつらシメておくからさっさと進めて頂戴(怒)』との文字。

佐伯:…ま、まあそんなエロイ人たちはほっといて。
葉月:一緒にするな。
佐伯:それではSPread_Five_Wings!
Radio_Revolution、スタート!
葉月:人の話を聞け。
ハリー:…いや、お前にだけは言われたくないっての。
クリス:…ところで志波君、何もしゃべらんでええの?
このままじゃ空気になってまうで?
志波:…この空気には既についていけない。
(フェイドアウト)
 

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