長編小説

□空を見上げれば…
1ページ/9ページ

お風呂から上がった宗弥が、響が何処にいるのか確認するように、辺りを見回した。

「いた…」

響の姿を確認し、ゆっくりと近付いていく。
すると、響が思った以上にソファーの座り心地は良かったようで、響はソファーに深く沈み込み寝息を立てていたのだった。

「俺…そんなに、長く入ってたかぁ?」

幸せそうな寝顔の響を見ながら呟いた宗弥の顔は微笑んでいた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ