過去版・妄想小説3*
□●眠りの森の王子サマ●
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●眠りの森の王子サマ●
18歳・・・・コーディネーターにしてみればもう十分なオトナ。
彼の中に秘められた力。今は封印されているけれど、以前起きた戦争は彼の手によってある意味集結を成したことも事実としてそこにはある。
けれど、今は。
「んぅー・・・・・・・・・・。」
陽だまりの中、木陰に身を横たえて居眠りをする彼。
キラの姿はまるで猫かコドモみたいで。
キラの分まで子供たちと遊ぶ羽目になったアスランのことなど気にもしないで。
「ラ・・・クス・・・・・・・っvv」
愛しい人の名前を無意識に呼びながら、満足そうにころりと体勢を変えたりしていた。