過去版・妄想小説5*

□●お帰りの場所●
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●お帰りの場所●



『お帰りなさいませ。』


『まあ、いらっしゃいませ。』



 彼女は、居所≠セと思う。
 いつでも、どんなときでも彼女さえいればそこが俺の居場所になる。

 どんな場所でも、彼女が笑えば、きっと俺は何処だってよくなるとさえ、思う。


 じゃあ、俺は?


 不意に思った考えが、頭から離れない。

            
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