過去版・妄想小説5*

□●あれ。●
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●あれ。●



 例えば、俺の傍にはルナがいたりする。

 ルナの妹の、メイリンだっているし。


 特にそういう話は、レイとはしない。レイは、話しかければ聞いてくれると思うけど、きっと何か成果がえられるかどうかといえば、不安が残る。そんな話は、ヨウランやヴィーノとしたらいい。



 けど・・・・・・あれ?



「シーン!何か食べに行かなーい?」
「最近お前、付き合い悪いしなぁ。な?行こうぜ?」


 メンテナンスクルーである、悪友(?)の誘い。



「ごめん!俺、用事があるから無理なんだ!」


 それさえ、赤の瞳を輝かせた少年シンは断って、デッキを全速力で走りぬけていく。
 あとには、ぽかんと口を開くヨウランとヴィーノが残された。

             
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