過去版・妄想小説2*
□●絵本と子供の優しい記憶●
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●絵本と子供の優しい記憶●
悪魔にさらわれたお姫様がいました。
お姫様は、王子様に助けられました。
お姫様と王子様は国へと無事に帰り、末永く幸せに暮らしました。
『あくまは、たおされるだけにでてきたのですか?』
小さな頃から、いつも独りだった。
おかしいと思うことは、口にしてしまって。
少し、子供らしくないと言われてしまって。
だから、子供であることはどこかで封印していた。
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