BLEACH

□この気持ちに偽りはなく:工事中
3ページ/3ページ

「あァ何や…そうゆう事やったん?ボクはてっきり…」
「てっきり…何だよ」
「お子ちゃまには言えへんなァ…そうやろ?えーと…九番副隊長さん?」
「っな…」
「子供扱いすんじゃねぇっ!!」
ゴゥっと音を立てて噴き出す日番谷隊長の霊圧と怒声。
もう二人は一触即発って感じで、俺は内心焦っていたのだが・・・
「ん…?たぃ…ちょ…?」


ピリピリと刺す様な霊圧が一瞬にしてやんだ。


「ラン・・・おはよv」
市丸隊長は親しげに松本さんに声をかけ、けだるそうな松本さんを起こしてあげるとさも当然の様に肩に手を置きながら
「そろそろ起きるんやないかなーと思って起こしに来てあげたんやけど、寝覚め悪ぅなってしもぅたなァ…」
「ん…?」
まだ完全に覚醒しきっていないのか、ぼんやりうつろげに部屋をながめている。
そんなけだるそうな姿もいつもとはギャップがあって…

…って俺は何考えてるんだ;今はそうじゃなくてっ・・・

「市丸テメェ・・・迷惑なんだよ、さっさと帰れ」
「えぇやないの、別に。」
「良くないから言ってんだろーが!!」
「乱菊は嫌がってへんやん」
な?と市丸隊長が松本さんに相槌を求めて顔を近づけると…
「……きゃ!!い・・ぃぃ市丸隊長っ!?」
どうやらやっと覚醒した様子で;
「おはようございます、日番谷隊長!檜佐木もおはよう・・・…えーっと…お茶淹れて来ますね」
立ち上がり給湯室に行こうとすると…
「檜佐木手伝ってくれる?」

・・・もちろん
「行かせて戴きます;」



























だって隊長しかいない所に残しておくのは酷かなって。
でもお客さんだから本当はお手伝いなんかしてもらうべきじゃないんだけどね・・・
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ