ミルクコーヒー

□4.うそからはじめまる恋
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偶然宍戸さんと再会した。
すれ違った
それは数年前とは変わらなくて俺は思わず走り出していた



『宍戸さんっ』




「長太郎?」
びっくりした顔も記憶の中のそれより綺麗になった
「おぅ!長太郎じゃねぇか元気だったか」
「はい、元気です。」
「偶然だな?何してんたんだ?」
「はっはい・・。」
緊張しまくってた俺に宍戸さんが吹き出した
「なに緊張してんだよ?」
「なんか久しぶりで・・」
「激ダサ!!」


笑った宍戸さんに見とれてしまう



離れていても忘れることができなかった人が目の前にいる
抱き締めたい衝動に駆られる
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