SEASON.Hver
□SURPRISE PARTY
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俺は天才だから。
わからないわけだ。
世の中は、才能がある人間、ない人間2種類で分けられる。
そんなもんだろう。
理解し合うにも全ての常識や観点が違う。
俺がどうしたいかなんて誰もわかんねえわけだし、俺が行動する理由すらパンピーにゃ理解できない。
『理解』『協力』『愛情』『援護』
そんなもんあるわけない。
他人と分かち合うもんなんざねえ。
俺には才能を利用して功績を上げ、他人を利用すると同時に実は利用されるしか選択肢が無いわけだ。
凡人の代表の兄貴雲水が言う。
「何でいつもお前はそうなんだ。お前には素晴らしい才能があるのに。それを上手に生かせ。」
何もわかっちゃいねえ。
結局、羨ましい雲の上の存在の視点で俺を見るお前に何がわかる。
ホラ、親だって俺なんざほっといても大丈夫だってツラ。
NFLでも何でもラクショーでしょう。違ってもうまくやれるさお前なら。
…………………………………クソ食らえだ。
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