【オハナシ】
□連想
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「女子の肌を直に見るのは初めてか?」
いきなり素っ裸で現れた女のそのセリフに、思わず赤面しちまった。
図星だったからじゃねぇ。…思い出しちまった…からだ。
女子の肌…、そう、確かに自分とは全然違っていた、あの肌。
柔らかくて、良い匂いがして、触れてると凄えキモチイイ。
小柄なクセにやたらキレイなラインで。仮の体のクセにやたら敏感で。
いつも偉そうなクセに、俺の指先や唇の動きに素直に反応するのが嬉しくて。
いつも生意気な口が、甘い吐息と共に切なげに俺の名前を呼ぶのが愛しくて。
抱きしめてると、凄え幸せになるんだ。
…なんて、一瞬でそんな事まで思い出しちまう自分に気付いて、思わず顔が赤くなっちまったんだ。
不埒な回想に焦っている俺を見て何か勘違いしたらしく、服を着ながら女がチョッカイをかけてきやがる。
俺は、思わず叫び倒すしかなかった。
*END*
***コメント***
14巻P30の、夜一さんと一護のやりとりを見て「こうだったら良いなv」と思った妄想です♪
「そんな訳無いじゃん」とか「厳密に原作と比べると矛盾してる」ていうのは許して下さい。本人も承知の上での妄想なので(^^;