その他夢

□再・血のバレンタイン
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「クロト〜!!……ついでに、シャニちゃんにオルちゃ〜っぶへっ!?」

入室2,7秒後、人ではなくて枕とご対面。




「汚物子うざぁい。」

「変な呼び方すんじゃねーよ!!」

「…だからって…っ!!乙女の顔面に枕を2人して投げるたぁ、いい度胸してんじゃないの!この金色のゴキブリと、不健康わかめ!!」

「あんだと!?この強暴変態女が!!」

「ショタコン。」

「あ!?私のどこが強暴な変態だって、オルガ!?こぉんなおしとやかで可愛い乙女ちゃん相手に!!」

「ハッ!鏡見た事あんのか!?どこが可愛いんだよ!しとやかってなら、男の胸倉つかんで怒鳴ってんじゃねーよ!」

「悪者退治も、恋する乙女の勤めよ!!」

「誰が悪物だ!?あぁ!?」

「アンタだよ、ア・ン・タ!!私の目の前にいるガラの悪い金色のゴ・キ・ブ・リなオルガ・サブナックくんですよ!!…そして、『眠いのにうるさいんだよ』ってな視線をこっちに向けてるシャニ・アンドラスくん!!」

「分かってるなら静かにしろよ。」

「戦闘中のキミ等の方がよっぽどうるさいですよ。…ダメダメですね。」

「おっさんの真似してんじゃねーよ!」

「キモ…。」

「うん…。今のは我ながら、後悔しました。」

「じゃあやるなよ…。馬鹿かテメー?」

「2人に精神的ダメージ与えられると思ったんだけど…。自分のがはるかにダメージでかかった。」

「確実に馬鹿。」

「…今のは言い返せません。けッどぉ!!その前の事はハッキリ言わせてもらうわよ!!」

「…なに。」

「私のこと…ショタって言ったでしょ!」

「聞こえてたんだ。…ホントの事じゃん。」

「おっきく違う!!」

「いっつもガキでチビのクロトに付きまとってんだから、立派なショタだろ。」

「私はクロトだけだもん!確かにクロトの魅力は小さくて可愛くて抱き心地が良くて、子供っぽい所とか…で…ついつい襲いたくなっちゃうけど!」

「(やっぱ変態だ!!)」

「(…うざぁい。)」

「ハッ!!そういえば、クロトは!?私、こんな金ゴキと三年寝太郎じゃなくて、愛するクロトに会いに来たのにぃぃ!!!!!!!」

「変な呼び方を、更に変に略してんじゃねぇっ!!!」

「……三年寝てたい……。」

「それより、クロトは!?クロトは!?クロトは!?」

「うっせぇんだよ、汚物子!!クロトだったら、お前が来るちょっと前に出てったよ!!」

「なんで!?どーして!?何処に!?」

「知らないし。」

「なんで知らないのよ!!本や音楽にばっかかまけてるな!!同じ部屋にいるくせに!!羨ましいッ!!!」

「あ〜、ったく。ほんとうっせぇなっ!!お前がそーやってうぜぇから、クロトの奴、逃げたんじゃねーのか!?」

「有り得る。汚物子うざいもん。」

「……なんだって…?」

「クロトに嫌われてんじゃねーのか、って言ってんだよ。」

「愛想つかされた。」

「……。」

「アン?どぉした、黙りこんで。」

「…あ、オルガ。」

「なんだよ。シャニ。」

「危ない。」

パーンッ!!

「うわっ!?」

「あんた等…よっくもまぁ、そんな乙女心を傷つけるような事が平気で言えるわねぇ!!えぇ!?そんなデリカシーのかけらもないような奴は……………死ねぇぇっ!!!!!」

「汚物子…テメ、実弾ぶっ放してんじゃねーよ!!!」

「うっせぇ!!いっつもクロトの機体に乗せてもらってる分際で、偉そうにしてんじゃねぇ〜〜!!!!!!!」

パーンッ!

「打つなぁーっ!!」

「うるさい…。」

「寝るなーっ!!」

「シャニ!!そんなに寝てたいんなら……一生寝かしてやるわよっ!!!!」

パンパンパンパンパーンッ!!!!!!!!
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