その他夢
□再・血のバレンタイン
1ページ/2ページ
「クロト〜!!……ついでに、シャニちゃんにオルちゃ〜っぶへっ!?」
入室2,7秒後、人ではなくて枕とご対面。
「汚物子うざぁい。」
「変な呼び方すんじゃねーよ!!」
「…だからって…っ!!乙女の顔面に枕を2人して投げるたぁ、いい度胸してんじゃないの!この金色のゴキブリと、不健康わかめ!!」
「あんだと!?この強暴変態女が!!」
「ショタコン。」
「あ!?私のどこが強暴な変態だって、オルガ!?こぉんなおしとやかで可愛い乙女ちゃん相手に!!」
「ハッ!鏡見た事あんのか!?どこが可愛いんだよ!しとやかってなら、男の胸倉つかんで怒鳴ってんじゃねーよ!」
「悪者退治も、恋する乙女の勤めよ!!」
「誰が悪物だ!?あぁ!?」
「アンタだよ、ア・ン・タ!!私の目の前にいるガラの悪い金色のゴ・キ・ブ・リなオルガ・サブナックくんですよ!!…そして、『眠いのにうるさいんだよ』ってな視線をこっちに向けてるシャニ・アンドラスくん!!」
「分かってるなら静かにしろよ。」
「戦闘中のキミ等の方がよっぽどうるさいですよ。…ダメダメですね。」
「おっさんの真似してんじゃねーよ!」
「キモ…。」
「うん…。今のは我ながら、後悔しました。」
「じゃあやるなよ…。馬鹿かテメー?」
「2人に精神的ダメージ与えられると思ったんだけど…。自分のがはるかにダメージでかかった。」
「確実に馬鹿。」
「…今のは言い返せません。けッどぉ!!その前の事はハッキリ言わせてもらうわよ!!」
「…なに。」
「私のこと…ショタって言ったでしょ!」
「聞こえてたんだ。…ホントの事じゃん。」
「おっきく違う!!」
「いっつもガキでチビのクロトに付きまとってんだから、立派なショタだろ。」
「私はクロトだけだもん!確かにクロトの魅力は小さくて可愛くて抱き心地が良くて、子供っぽい所とか…で…ついつい襲いたくなっちゃうけど!」
「(やっぱ変態だ!!)」
「(…うざぁい。)」
「ハッ!!そういえば、クロトは!?私、こんな金ゴキと三年寝太郎じゃなくて、愛するクロトに会いに来たのにぃぃ!!!!!!!」
「変な呼び方を、更に変に略してんじゃねぇっ!!!」
「……三年寝てたい……。」
「それより、クロトは!?クロトは!?クロトは!?」
「うっせぇんだよ、汚物子!!クロトだったら、お前が来るちょっと前に出てったよ!!」
「なんで!?どーして!?何処に!?」
「知らないし。」
「なんで知らないのよ!!本や音楽にばっかかまけてるな!!同じ部屋にいるくせに!!羨ましいッ!!!」
「あ〜、ったく。ほんとうっせぇなっ!!お前がそーやってうぜぇから、クロトの奴、逃げたんじゃねーのか!?」
「有り得る。汚物子うざいもん。」
「……なんだって…?」
「クロトに嫌われてんじゃねーのか、って言ってんだよ。」
「愛想つかされた。」
「……。」
「アン?どぉした、黙りこんで。」
「…あ、オルガ。」
「なんだよ。シャニ。」
「危ない。」
パーンッ!!
「うわっ!?」
「あんた等…よっくもまぁ、そんな乙女心を傷つけるような事が平気で言えるわねぇ!!えぇ!?そんなデリカシーのかけらもないような奴は……………死ねぇぇっ!!!!!」
「汚物子…テメ、実弾ぶっ放してんじゃねーよ!!!」
「うっせぇ!!いっつもクロトの機体に乗せてもらってる分際で、偉そうにしてんじゃねぇ〜〜!!!!!!!」
パーンッ!
「打つなぁーっ!!」
「うるさい…。」
「寝るなーっ!!」
「シャニ!!そんなに寝てたいんなら……一生寝かしてやるわよっ!!!!」
パンパンパンパンパーンッ!!!!!!!!