銀魂
□君の目に涙?
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『あのさ』
「何?」
『私が死んだらさ、泣いてくれる?』
「何だよ急に」
『いいから。泣いてくれる?』
「……さァなァ、死んでみねェことにはなァ」
『いやいやいや、そんな命懸けの確認しないけど』
「いやいやいやいや、されても困るけど」
『泣いてくんないのー?普通泣くって言わない?』
「だってお前は普通じゃねェし。銀さんにとっては」
『アラやだ、いつに無く甘いじゃないデスか』
「つーか、あー…ほら、わかんねェじゃん。アレ、涙も出ねェくらい壊れるかもしんねェし」
『……』
「泣く前に後追って死ぬかもしんねェし」
『……うん』
「な、わかんねェだろ」
『んー…、じゃあ私死ねないね』
「あァ?当たり前だバァカ」
『だーい好きだよー』
「……当たり前だ、バァカ」