嗚呼、駄文
□¶軍主の恋愛前線¶
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「見て見て!さっきのカニモドキが落としてったんだけど、これって、黒蝶貝だよね?」
「!?」
テッドはバッと振り向き、アルドの手中にある貝を見る。それは紛れもない、黒蝶貝であった。
「これで、一つゲットだね!」
「あ……ああ……。………早くあいつに持ってってやれ。」
「うん!」
ルンルン気分でラスに黒蝶貝を持っていくアルド。
テッドは気づいていないが、今ちゃんと会話をしたのだ。アルドは黒蝶貝を見付けたことより、それが嬉しくて堪らないのであった。
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