嗚呼、駄文
□¶軍主の恋愛前線¶
3ページ/6ページ
そんなこんなで、夕方には黒蝶貝を目標の二つゲットしていた。
「よし。それじゃ、今日はこれで終わりにしよう。皆、各自で休んでいいよ。」
「やっと終わった……。兄貴、俺はとりあえず親父に報告して来る。」
「ああ、頼んだよアザト。」
「……オレは部屋に戻る。」
「あ、待ってよテッドく〜ん。」
「付いて来んなよ………」
ため息を吐きながら部屋に戻るテッドと、それを追うアルド。
「キカ、ちょっと用事済ませて来るから、甲板で待っててくれる?」
「ああ。なるべく早くな。」
「もちろん。」
そう言うと、ラスはその場から走り去って行った。キカはその姿を見送った後、甲板へと向かった。
ラスは急いでエレベーターを降り、とある部屋へ向かった。そこは………
「あ。ラスさん。何か用か?」
「うん。実はこれとこれでさ、ある物を作って欲しいんだ。できるかい?」
「えと………うん。これなら作れる。少し待っててほしい。」
「分かった。」
部屋の椅子に座り、注文品の完成を待つラス。一体何を頼んだのだろうか………?
.