嗚呼、駄文
□¶軍主の恋愛前線¶
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そして次の日も再び………
「兄貴!巨大蟹の甲羅を手に入れたぞ!」
「よくやったねアザト。」
同じメンバーで、無人島でアイテム狩りをしていた。今日は取れる分だけ取り尽くすらしい。
「ラスさーん、絹見付けたよ〜。」
「ん?どれだいアルド。」
「これこれ〜。」
ラスとアルドがこんな会話をしている様子を、微笑ましく見つめるキカと、渋々アイテムを拾うテッド。
ふと、テッドはキカに、ちょっとした疑問をぶつけてみた。
「…なぁ。」
「?…何だ?」
「あんたさ…………あいつのどこがいいんだ?」
キカは一瞬きょとんとし、しばし考えた。
「どこが、と言われてもな……。そうだな……秘密、ということにしておこうか。」
「……なんだよそれ…。」
「ふっ………」
「キカ、テッド、次に行くよ!」
「ああ。今行く。」
「……おう…。」
キカとテッドはラスの元へ向かう。そのキカの胸元には、パールネックレスの真珠が輝いていた…………。
終わり。