嗚呼、駄文
□≒友情物語≒
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【ユグドラルの章
〜アレス編〜下】
―回想―
『ねぇアレスぅ〜。どうして僕を避けるの〜?』
アレスが早足で歩くのをセリスが追いかけている。アレスは誤解とはいえセリスを殺そうとしたため、セリスに顔向けできないでいた。
『ねぇ〜ってば〜。アレス〜。』
『……っ!』
セリスがあまりにもしつこいので、アレスは怒りながら振り向いた。
『俺は……誤解とはいえおまえを殺そうとしたんだぞ!!おまえはそれを……何とも思っていないのか!?』
『うん。』
あまりにもあっさりした即答に、アレスはしばらく固まった。
―回想終わり―
「それから俺は、あいつに逆らうのは無駄だと悟ったんだ(汗)」
アレスが回想の話を語った後にこう言った。リーフはそれを聞いてツッコむ。
「それだと、親友っていうか下僕じゃん(汗)」
「おまえもな。」
「あ………(汗)」
アレスとリーフはしばらく沈黙した。
「アレス〜、リーフ〜、二人して何してるの〜?♪」
遠くから、二人の下僕の主人とも言えるセリスが駆けてくるのであった。
〜アレス編(二人の下僕編)END〜