止まらない斜線

□セーラーといつもの場所
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目の前には不思議に思ってもしょうがない姿の宍戸さんがいる。


「し、宍戸さん・・・? どうしたんですか?!」

「っんだよ。お前が見たいって言うから・・・ 似合うか?」



似合うかと訊かれれば当然似合うと断言してしまう。
セーラー服にミニスカ、高く1つに縛った髪、スカーフを首に巻いて顔を赤らめている様は
正直可愛いと思う。(でも俺リクエストしたっけ?)


「今日さ、お前誕生日だろ?プレゼントあんだけどよ」


大好きな先輩からのプレゼント。
なんだかんだで優しい先輩だが実際に貰えるとわかると嬉しくなる。

「何くれるんですか?(^▽^*)」

                  「・・・・・・。」

「・・・・・・?(キラキラ)」


                   「・・・(ボソッ)ォ レ。」

「えっ・・・?」
                   「や、いらないよ、、、な?俺なんかじゃ・・・」




まさか。




俺はそうゆう趣味だったのかぁーー?!! 一人突っ込みはほんの一瞬。
嬉しい気持ちにかき消された。
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