ワンピ長編夢T

□最強の二人組
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「ティアラ。
お前はゾロ達を助けろ!おれはアイツをブッ飛ばす!」


「わかった。」

『ティアラ。
まだ傷は完璧に治してない。無理は…』


「黙って。」
『……』





ようやく。
目を覚ましたティアラに守護獣のリィは気遣うが、さらりと拒否される。






「ティアラ!
早く何とかして!?」

「ティアラさん!お願い!?」





ナミとビビが半分以上ロウで固まっている。





「うん。
何とかする。」





ティアラは気のない返事をする。





「ティアラ!
お前、力戻ったのか?」

「全然。」


「じゃあ…どうやって…!これ固いぞ。これは…」





ゾロの素朴な質問にティアラは簡単に答えた。





「斬るの。」

「な…ッ!?
これを!?ロウでも鉄なみの固さだぞ!無理だ!」


「いいの。
私はこれを斬るって決めた。リィ。おいで。」




リィはティアラの右腕に巻き付いた。

すると。
赤い光を放つとリィは、本来の姿から白く透き通った剣に変わった。
ティアラはキャンドルサービスの前に立ち、身を構える。






  バキバキ!
   バキィッ!!



「そうはさせないだガネ!出撃!キャンドルチャンピオン!!」





森の木を倒し、現われたのはミスター・3。
何やらロウの鎧に包まれている。





「さぁ!!
ミス・ゴールデンウィーク!私に塗装を施したまえ。こうなった私は無敵!!この鎧に死角はない!!」





ミスター・3は高らかに笑った。
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