ワンピ短篇夢T
□条件
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ことの始まりは
ナミのあの一言。
「ねぇ!
名無しさんは結婚する人の条件ってあるの?」
「私?」
みかん畑で話したナミとのたわいもない会話。
「そうだなぁ…」
あれに冗談で答えたのがいけなかった。
「どんな時でもキスしてくれて、いつも抱っこしてくれる人かなぁ〜!」
「何それ?!そんな奴いないって!ただのバカップルじゃない!!」
「あははは!だよねっ!こんな人いないよね!」
あの時は
笑い話で盛り上がってたのに。
次の日。
あんなことになるとは。