ワンピ短篇夢U
□彼の秘密
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優しくて
強くて…カッコいい。
その上料理なんて世界で一番上手な私の大好きな彼。
「ナミさぁ〜ん!
ロビンちゃあ〜ん!お紅茶入りましたぁ♪」
あ…
サンジの声。
「名無しさんちゃーん!!おーい!どこにいるの〜〜僕のマイハニー〜!!」
そして
私のことを
とっても愛してくれる彼。
「見い〜つけた♪」
「あはは♪見つかっちゃった。」
「今日のおやつは名無しさんちゃんの大好きな苺のケーキだよ…♪」
「わぁ♪本当?!
嬉しいぃ〜ありがとう♪♪サンジ!」
毎日が幸せで
ずっと続くと思ってた。
絶対に
私がサンジから離れるようなことはないと思ってた。
けど…
そんな想いは
以外にもあっさり終わる時が来たりする。
簡単に壊れてしまう。
私は
弱いから。
あなたみたいに
強くなれないから…。
だから…
せめて
あなたの前では
涙を見せたくなかったの。