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□君が幸せ
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傍にいたいと思うのは我がまま?
自分勝手な想い?
それでも僕は・・・・・
今日、レイが家に遊びに来た。
外は冷たい秋風が吹いているが、家の中は暖房が効いて暖かい。
「レイ、飲み物お茶でよかったかナァ?」
僕はお盆に2つの湯飲みをのせて、台所から居間へと顔を出した。
今、ダディは夕食の買いだしで出かけている。
そのため家にはレイと僕の2人だけ。
友達とはいえレイはお客さん、僕は台所でお茶を出していた。
居間にいるレイに話しかけてみるが返事がない。
「?、レイ?」
居間を見渡してみるがレイの姿が見えない。