文章置き場
□光の季節
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光の季節
…夢を見ました
あの日々ーー今、私が生きているこの時代を 夢に描いていた日々のことを・・・・
あなたたちが この大空に溶けてから
もうずいぶん経つのですね
神帝隊のただ一人の生き残り、烈神照光は、次界の中でも静かな、自然の残るエリアでうつろに空を見上げていた。とても穏やかでゆるやかに時が流れている。どこからか飛んできた蝶が、彼のヘッドパーツにとまった。
今が平和である故に、彼は………
ーーあれほどに憧れてやまなかった ゙平和゙を 私だけ知ることが出来ました。
どうやら私はーーみんなと同じ、次界若神子として みんなとは違う運命のサイクルに生まれたようですね…
彼らが初めて出会ったあの時・・・。あれからどれだけの時が過ぎた?あの時は世界は荒れていて、悲しみも絶望も誰の心からも消えることのない時代だった。
でも、あの時は確かに希望があった。自分にも、皆にも。