文章置き場
□Jの呪縛
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「チップがもう一児の母だなんて・・・・早いものですね」
「ああ。俺も年をとるわけだぜ。」
バカラとポーカードは、子供を優しく抱くチップの姿を見ながら時の流れの早さに思いを馳せていた。しかし時の流れに対して、そいえいばあまり変貌しないポーカードの端正な横顔に気づいたバカラは、何げなくポーカードに話しかけた。
「そういやお前ってさ、あんま年とったように見えねえな。20代のころから変わってねぇような気がする。」
「・・・・・」
・・・・それは・・・・
「・・・・バカラ様、少しお話がございます。外まで御足労いただけますか。」
ポーカードは言った。
「え?どうしたんだ?」
バカラはポーカードの申し出に応じて外へ出ることにした。
私が神から呪われているからですーーー