★優雅の駄文小説。
□「約束」
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その日、いつものようにhydeが見舞いに来てくれた。
でも…なぜかいつもと違う気がした…。
「てっちゃん、これ今日の分の着替えな?」
「ん…、毎日おおきにな。」
「かまへんよ。こうして毎日てっちゃんに会えて嬉しいわ。」
hydeは微笑みながら言うた。
「…いつ死ぬかわからへんのに…ようやるな…。」
どうしてもヒネた言い方しかでけへん。
ほんまは素直に『ありがとう』て言いたいのに…。
「そんなことないて!てっちゃんは死なへんよ。生きるん。」
笑顔のまま、そう言うhydeに心が痛くなり、苦笑いを浮かべてこう言った。
「少し…寝るわ…。」
「ん、わかった。きっと起きたら元気になってるで!」
そんなhydeの言葉を本気にしたりはしなかった…。