★優雅の駄文小説。
□『カワイイ人』
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『やから…その…迷ってしもて、今やっと道がわかってそっちに向かってるとこやねん。だからごめんやけど、もう少し待っててくれへん?』
申し訳なさそうに言うhydeさんの声。
どうしてこうも可愛いんだろう…。
「あ、はい。全然構いませんよ。待ってますから。」
そう言って電話を切り、hydeさんが来るのを待った。
しばらくすると人波の向こうにhydeさんの姿。
人波を縫って、何とかこちらに向かって来てはいるのだが、少し進んでは人波に阻まれている。
それを繰り返すhydeさんはとても可愛らしい。
思わず虐めたくなるような気さえする。
「遅なってごめんなぁ〜…ι」
やっとのことで俺の元に来れたhydeさんは本当に申し訳なさそうに謝ってくる。
「気にしないで下さい。俺が誘ったんだし、それに…」
「それに…??」
……凄く可愛いhydeさんも見れたし。
この言葉は胸にしまった。