話
□ニ
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出会いってものはいつもめちゃくちゃ唐突で。
だから僕等はそれが好きで。
だから僕等は大切にする。
これもそんな話だとおもうから。
あとで、楽しかったねっていえる。
そんな出会いにしたいよね。
それが僕の、償いだよね。
- clover - 〜幸せ。只、それだけを願って。〜 <弐>
大国「倫」この国が揺らいだ訳は大きく2,3個存在するのだが、
その1つに、「周りの国」があげられる。
倫の国、北西にそびえるは、面積、倫の国の3倍を誇る「功の国」(こうのくに)
この広大な国がなぜ倫を攻め落とせなかったのか?それは、倫が恵まれた地形であったため。
倫と功の国境には、雨晴(あまばらし)山脈という、10000m超級の山々が連なる山脈がある。
また、倫は周りをすべて陸地に囲まれた内陸国で、気候が安定しているが、
功は3方向を海で囲まれ、台風、大雪に見舞われる、大災害地帯でもあった。
そしてまた功も、倫と同じく神制度をとる国だった。
大戦争の後、両国はこのままではいけないと、平和条約を結んだのである。
だがしかし、この国が最近になり、たくさんの兵を持って攻めてきたのだ。
神のなかには小さな戦争というものまで現れるほど、それは大変な戦いだった。
倫は先代神宮帝の死をはじめとする、たくさんの犠牲が出た。
しかし、民には関係の無い、政府中心地帯で行われたため、一般人や貴族に、
死傷者がでなかったのは、幸いと言えよう。