12/07の日記

05:02
236-2
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⊂day-to-day⊃
  No.236…2




これについて
防衛省側の
意見は



▼防衛省      
 守屋武昌(当時の) 
 事務次官     

「防衛省設置法に  
 基づく      
 調査・研究であり、
 (陸上自衛隊の)  
 訓令で      
 情報保全隊に   
 与えられた    
 情報収集活動」  

「部内限りの資料で 
 (肖像権の侵害など)
 憲法違反には   
 あたらない」   

「派遣される    
 隊員の活動を   
 否定するような  
 活動が行われ、   
 隊員の家族にも  
 無用の      
 不安をあおるような
 直接間接の    
 働きかけがあった」

「隊員が      
 動揺しないよう、  
 家族に不安が   
 生じないよう、   
 という観点から  
 世の中の     
 批判的な動きを  
 収集した」    



▼久間章生(当時の)大臣

「マスコミの取材の 
 場合はよくて、   
 自衛隊ならだめだ 
 という法律の   
 根拠はない」   

「当時は      
 (イラク派遣への) 
 反対運動もあり、  
 隊員や家族を   
 安心させることが 
 目的だった」   

「3週間で破棄する 
 報告文書だから、  
 調べようがない。  
 内容が      
 正しいかどうかも 
 分からない」   




“隊員が動揺しないよう、 家族に不安が生じないよう、 という観点から”起こした行動は、 それ以外の全国民の何割かの人には動揺や不安を与えちゃったんだね。 確かに隊員の家族も大切な国民だけど監視される方も同じ国民。 こーゆー解釈では後者に入らない?↓


まず ◎ OKな例:  
個人タクシー運転手が
休日を取って    
営業用タクシーで  
家族をドライブに  
連れてった     

そして × NGな例: 
消防署員が     
救急車で家族を   
ドライブに連れてった
or         
警察官が      
パトカーで家族の  
お見送りをした   



公的な権力…その中でも優秀であると思われるこの国の武力を同じ公的機関従務者の家族の精神状態のためなんて理由で行使してたらアレだよ際限なくなっちゃうよ。 今回見つかったのだって民間人対象にした調査資料の極々一部分だったかもしれないしさー、そのうち隊員の弟の嫁さんの父親の再婚相手の妹の娘も皆ファミリーだとか言って“家族の頼みでちょっと誰々の調査してヨ”なんてのもアリになっちゃうじゃん。 “ちょっと調査”の理由だってさ、 アイツにがっこーでイジメられたから仕返ししたいよー…とかさ、 奴に金貸してるから奴の金銭事情調べてよー…とかさーもう何でもアリになっ……………らないねさすがにごめんなさい見張らないで。

でさ、 監視対象にはデモ参加等をした高校生も含まれるらしいんだけど、 女子高生がね、 知らない怪しいオヤジ類のコワい人がいっつも後着けて来るのを不審に思って気味悪がって、 極度のストレスを感じ精神的な障害を負ったとするじゃん。 その女子高生にも家族はいるんだよ。 でもってその女子高生とその家族は、 自衛隊が守るべき国民なの。 自衛隊の家族“だけ”の精神状態を守るために、 その他の国民(高校生含む)とその家族の精神状態は犠牲に。






でね
監視対象選考の基準は
イラクへの
自衛隊派遣に
反対派の人々だけでは
なかったの
あるJAZZブログでは
それについて
こう書かれてた


ブログ
『半哲学的談笑』


消費税増税反対・医療
費負担増の凍結・国民
春闘・小林多喜二展・
北方領土に関する右翼
の街宣・森住卓氏の報
道写真展…等々に関す
る調査がどうして「イ
ラクに派遣される隊員
や家族に動揺や不安が
起きないようにとの観
点から」必要なのか、
是非とも説明してもら
いたい。      






(・ω・)…
 ところで
 3週間で破棄する
 はずの報告書が
 何で3年後に
 実物、出てくるんだ?










因みに
反自衛隊色が
やや濃い
『闇の監視部隊』
というサイトでは
こんな風に
書かれてました



自衛隊の国民監視活動
を身近に見ていた元陸
上自衛隊幹部は、『対
象勢力』をこう解説す
る。「“自衛隊に敵対
的なため、監視が必要
な団体や個人”という
意味です。 別に相手が
敵視していなくても、
自衛隊側がそう判断し
たら、全て対象勢力に
なる」       


ある陸自幹部は「国民
監視は無制限だ」と言
う。 「おそれのある場
合がどんな場合かは一
概に言えない。 情報保
全隊の訓令に包括的に
示されている。 どうい
う判断で、 どういう範
囲を対象に調査するか
は最終的には単位部隊
の裁量になるだろう」




“おそれのある場合は一概に言えない”てのは怖い。 誰かが事件を起こしてなくても起こすかもしれないってレベルの基準は判断を下す人に掛かっている。 判断が正しいかどうかは認識しづらく曖昧なんだろう。 この内部関係者の話が本当だったら。 もう誰彼構わず監視したい相手見つけて粗捜しすれば、 1点2点は監視対象者リストに挙げる難点くらい見つかるんじゃないの? その曖昧さを悪用しようと考える人だって出て来るかも。 潰したい相手や情報を握っておきたい相手がいたら「アイツ絶対テロリストだから」って噂を真しやかに保全隊に流したりするかもよ? でもってこんなにサラッと内部情報が漏れてんだから、彼等が曖昧にチョイスして監視した団体・個人の詳細な情報が、他の私的な都合で二次利用される危険性は全くナイと言い切れる? 誰かの詳細な情報があれば、その人よりも優位に立て、その情報を基にその人に対し漬け込む切り口を探せる。情報の怖さとはそう言う物なんだよね。





とっても余談なんだけど実はある文献で当時の守屋事務次官が言った言葉の「(これは)防衛省設置法に基づく調査・研究であり、(陸上自衛隊の) 訓令で情報保全隊に与えられた情報収集活動」って箇所が、「(陸上自衛隊の) 訓練」になっていて、 それ読んだ時はびっくりしたよ。 何だ『訓練』て、と。自国民間人をターゲットに定めて追い回す『訓練』は立派なストーカー犯罪だよ。 訓練で監視対象者役になる民間人の精神的なダメージを何だと思ってるんだ。 看護士だって見習いの時は看護士さん同士で注射の練習するって聞いたのに。 追尾訓練なんて自分達の間だけでやっててよ!と。後で『訓令』と『訓練』の誤植だって気が付いたんだけどね。











この『陸上自衛隊によ
る市民監視』について
は、 去年の2007年10月
に日本弁護士連合会が
防衛省に対し『陸上自
衛隊による市民監視に
ついての意見書』を提
出してる。 内容は「
ちにこのような監視行
為を全面的に中止する
とともに、 今回の監視
活動につき第三者機関
を設置して調査した上
で、 その調査内容及び
その結果を全て公表す
ることを強く求める



(・ω・)…
 日弁連カコイ〜イ
 そんでさ
 “直ちにこのような
 監視行為を
 全面的に中止
 するよーに”って
 言ってんだから
 この去年の
 10月時点ではまだ
 そーゆー市民監視が
 続行中………って
 コトなの?
 そーなの?





そして共同通信による
と、この問題で「憲法
違反の情報収集で精神
的苦痛を受けた」とし
て仙台市の男女4人が
2007年10月5日、 国に
監視行為の差し止めと
計 400万円の損害賠償
を求める訴訟を仙台地
裁に起こしたと伝えて
いる。 原告側は「集会
結社の自由や思想良心
の自由などを侵害する
国家的不法行為」と訴
えている。日本にはこ
うゆう人権問題に関し
て、ちゃんと法律に則
った解決方法がある。


世の中の流れは色んな
偶然がそれとなーく重
なって良い方に進むの
かもしれない。 今回取
り上げたのは今から半
年以上前に騒がれた報
道だった。この時、 こ
の監視システムを容認
する発言をした防衛省
側の大物達は、 それか
ら半年後、偶然、別の
問題が原因ではあるけ
れど現役を退く結果に
なっている。    



そして一説では、この
市民監視問題の内部情
報のリークは、 内部か
ら恣意的に行われたも
ので、暴露されるべく
暴露されたとの見方も
ある。もしそうならば、
過度の防犯への歯止め
の自浄作用は完璧に行
われていたと言うこと
だろう。       










many many
thanks for
your help


Be a real
live hero
and
Go on the beam…



















▽朝日社説
http://www.asahi.com/paper/editorial20070607.html

▽日本弁護士連合会
陸上自衛隊による市民監視についての意見書
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/data/071023.pdf

▽世界の片隅でニュースを読む
- 陸自情報保全隊の監視活動をめぐって
http://sekakata.exblog.jp/6272116

▽「国民監視」と市民感覚クライシス - 半哲学的談笑 -
http://blogs.yahoo.co.jp/jinne_lou/49047639.html

▽追跡 闇の監視部隊
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/akahata/index.php?pg=01

▽東京新聞 2007年6月7日
▽毎日新聞 2007年6月6日
▽朝日新聞 2007年6月6日
▽朝日新聞 2007年6月7日
▽北海道新聞 2007年6月7日
▽沖縄タイムス 2007年6月7日









(・ω・)…
 保全隊サンたち、
 もし暇なら
 集スト犯人を
 取り締まって
 下さいよ
 怖い最新兵器
 (非致死だけど
 たまに死ぬレベル)
 持ってるって
 ウワサだから。
 怖い兵器に
 対抗出来るのは
 この人達くらいしか
 いないもんね



↑保全隊は
 色んなトコに
 潜入捜査するから
 “長髪イケメン部隊”
 もいるって
 都市伝説があるヨ
 ちょっと
 知り合いに
 なりたくなったら
 戦争反対写真展
 なんかすると
 カクイイ友達が
 できる……かも


(・ω・)…
 根刮ぎ個人情報と
 引き換えに
 お友達か?



↑誘惑弾だね


(・ω・)…
 嬉しいか
 それ











Jan.4th.'08


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