拍手で使用した小説

□好きと疑惑
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えちーな感じです。
お相手は海馬くんです。
嫌な方はバックバック!(性的な意味で)









私が嫌がることをなんでもして下さい。貴方からされることで嫌なことなんか何一つ無いのです。だって私はマゾヒストなのですから。サディストの貴方にはピッタリなので、まあいいとでも言って笑って下さい。いつものように。

ローターは私を責め続けます。いきすぎると身体が変になりそうなので、私はいつも瀬人に頼み込みます。

「やだ、もう…やだ」
「やめないぞ」

瀬人は分かっているのです。私が嫌だというのはただのお芝居なのだと。それを分かってくれるから、すんなり身体を預けてしまえるのです。

「いっ」
「痛いか?」

中に入れられたローターと、そのあとにムリヤリ入ってきた瀬人のソレ。
マゾヒストらしく自分よりも他人に気を遣ってしまい、痛みの程度を低くして伝えます。

「…ちょっと」
「じゃあ大丈夫だな」

そう言ってローターはまた私の中で暴れ出します。この振動の源が動きを止めたのは、瀬人が私に入ってくるときだけです。
なのに今はそれすらありません。

気持ちいいのか、悪いのか、それとも感じるのは痛みなのか、もう分かりません。
きっと全部なのでしょう。目を閉じて貴方にどこもかしこも弄られながら、私気付いてしまいました。
貴方に対するこの感情が、好きと疑惑と憎しみに彩られているように。
互いの身体を繋げるこの行為もまた、色とりどりの感覚を持たらすのでしょう。

貴方にこの気持ちを言ったらなんと反応するのでしょうか。いつもの笑顔で「まあいい」とでも言うのでしょうか。言って下さいね。
じゃなきゃ私、貴方にとんでもない質問をしてしまいそう。

「私は貴方にとって一体なんなの?」




そう、とんでもなくめんどくさい女になってしまうから









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