・小説
□おかえり
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つまらない。
外は少し腹が立つくらいの晴天で
僕が一人寂しく恋人を待っているのを、馬鹿にしてるみたいだ。
「どうして晴れてるのに…出て来ないの?」
って…
遊びに行きたいよ…そりゃ…
ティキと二人でね…
でも今日はティキはいない。
お仕事、らしい。
僕は何時に帰るかわからない恋人を家で大人しく待っている。
出かけててもイイよ…って言ってくれたけど。
おかえりなさいを言いたいから。
ティキを迎えてあげたいから。
待ってるよ。
部屋を綺麗にしてる。
ご飯を作ってる。
あなたを待ってる。
大好きな
大好きな
大好きな
褐色の黒髪紳士。
早くね…?なるべく
後書き
……あまー!!!!