・小説

□顔
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「二人だけにしてほしいさ―…。」





「………わかったよ。」





小さな部屋に二人きりになった。



何か言いたげなコムイの顔も頭に入らない。




ベッドの上にいつも以上に白い顔のあいつ。




あぁ―…






きれいな顔。






顔に怪我は微塵もない。





体は酷くて見せられないと…コムイが言っていた。




白い布で隠されている。










アレン―…







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