詩
□この胸に
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流れる涙に覚えはなくて、戸惑う気持ちだけが残る
いつからだろう?
言葉だけの「好き」に気持ちが入ったのは
いつからだろう?
ないはずの感情に思い悩むようになったのは
実らない恋だって知ってた。
いや、恋だなんて思っていなかった。
なのに、この嘘にも似た想いを終わらせたとき
流れた涙は本物だった…
いつの間に好きになったんだろう?
気付かないうちに終わった想いは、行き場をなくしてさ迷うばかり
それでも、前に進むしかないから
次の恋は…
気付けるように
しっかり目を凝らそう―