NARUTO番外編
□卵
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兄を追い、最初にやってきた世界もまた忍者がいる世界だった。
ユキは兄を見つけて、攻撃をしたが、やられてしまった。
そこを通り掛かったのが、忍術学園の六年生である善法寺伊作とタソガレドキ忍組頭の雑渡昆奈門だった。
ユキの兄は意識のないユキを善法寺に向かって放り投げると、姿を消してしまった。
「この子…酷い怪我だ…」
善法寺はユキを受け止め、抱き抱えた。
「この子も忍びのようだね…」
雑渡はユキの装束を見て言う。
「雑渡さん、僕はこの子を忍術学園に運びます。」
善法寺は雑渡にそう言うと、
雑渡は「そう、またね」と応えたのだった。