詩の投稿場

皆さんの思い付いた詩を書いてください!
詩の形態や内容は決まっていませんので、お好きな様にどうぞ

※管理人の私生活が忙しくなりましたので感想は控えさせていただきますが、きちんと全てを読ませて頂きますから沢山お書きくださいね☆

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12/30(Thu) 16:04
..
ちょあ




ホワイトの携帯
何度開いても
貴方の名前はない



「好きだよ」と機械的な文字に



「私も」と言えなかったのは




恥ずかしかったからなの







今でも好きだから。
だから、また
色のない携帯に貴方のイルミネーションを映して


HP
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05/21(Thu) 04:28
pierrot
OKIA

鉛色にふてくされた太陽か
あれは白い月かな
斜めに刺さる電柱が
俺の方に倒れてくるんだ

愉快なステップ
幅2oの塀の上
奇怪なダンス
回転ピエロ

目を逸らしたくて 絵を描いた
耳を塞ぎたくて 音を鳴らした
それで何が悪い

消えちまえ 燃やし尽くせよ
痛みは増すか
行き場なんて始めから無いさ
壊したのは神だ


黄土色に濁った川か
あれは黒い海か
虚ろに睨む魚が
俺の方に囁いてくるんだ

軽快なリズム
裸足 針山 頂上へ
滑稽なカジノ
観客は石ころ

目を逸らしたくて 鼓膜を破った
耳を塞ぎたくて 指を切り捨てた
何が悪いんだい

消えちまえ 流れ去ってゆけ
右の側頭部が痛むんだ
楽園なんて元から無いさ
壊したのは神だ


見てられなくて 靴を投げ捨てた
聞いてられなくて 瞼こじ開けた
目を逸らしたくて 絵を描いた
耳を塞ぎたくて音を掻き鳴らした
それで何が悪いんだい

壊したのは神だ


HP
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04/09(Wed) 23:20
『雨あがれ』
スーパーブラックバード

微かに輝き霞む星
疲れた体で振り絞った声
今日もまた一人になれば
闇に馴染む風に吹かれた
時は永遠と流れの果て
僕は静かに目を閉じる

追いかけた青
季節を数えるカレンダー
手探りで見つけた抜け道
傷は体を醜くして
それでも心を強くして
偏西風が雲を引いた


僕らは小さな一つ
汚れ磨り減り
欠けてしまっても
それはそれは確かな一つ
大人になったら今を
忘れていってしまうけど
未来は膨らむものだから
眺めている世界は
広がっていくものだから


破れたポケットから
苦しみが涙として伝わる
坂道を避けていても
遠くは見渡せないように
海は映せないように
躓きながらただ前を見て

今を思い出す頃
ずっとずっと先だろう
振り返った自分より
何かのカタチに近づいて
陽を浴びて影を出す
僕らは照らされ色を映す


僕らは小さな一つ
汚れ磨り減り
欠けてしまっても
それはそれは確かな一つ
大人になったら今を
忘れていってしまうけど
未来は膨らむものだから
眺めている世界は
広がっていくものだから


僕らは一つ一つ

ちゃんと生きた一つ一つ

雨の中も冷たい地面も

歩いてきた一つ一つ

みんな生きてるから

嬉しくなれる

一人が折れそうだから

手を差し伸べる

そんな事で

人は命という命で


僕らは小さな一つ
だから言葉届けて
息をしているから
それはそれは確かな一つ
大人になったら今を
忘れていってしまうけど
未来は膨らむものだから
眺めている世界は
広がっていくものだから


HP
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03/29(Sat) 01:07
現状


また 此の地球上から
かけがえの無い命が消えた
そして まだ
ゴミの様な命が
死に損ない 息づいている

「汚いテルテル坊主」
「綺麗な血化粧の蝶」

嗚呼、僕は後者に成りたい

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03/20(Thu) 19:29
「届かない想い」
芹沢 真央

 
いつの間にか

傍に居るのが当たり前になっていた。

笑う時も、泣く時も、ケンカする時も。

いつも貴方が傍にいた。

だけど今は、傍に居ない。

どうしてだろう。

“当たり前”の大切さが、

失ってみて、初めて気付くのは。

どうしてだろう。

ずっと続くと思っていたのが、

跡形もなく消え去っていったは。

行き場を失くした

私の気持ち。

ずっと伝えたかったのに、

たった二文字の言葉を。

貴方に届けたかったのに、

この愛の言葉を。

貴方は居ない。

光で満ちていた私の世界は

闇へと姿を変える。

気付かなかった

貴方が大切だっていうことを

どんなに、貴方を中心に世界は回っていたかというを

どんなに叫んでも

どんなに手を伸ばしても

もう二度と

貴方に届くことはないけれど、

貴方を想うことは

止められない。

それは、

私の心に居続けてるって

信じたいから。

貴方との思い出を

失いたくないから。

いつかは貴方を忘れ、

他の人を想う日が

来るかもしれないけど、

その日が来るまでは、

貴方を想い続けるから──

 


HP
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02/09(Sat) 19:57
タイトル 「死ねない理由」
輝夢

あなたは死にたいと思ったことがありますか?


私にはあります。


この世の中の全てが嫌いで、嫌になってしまったの…。

だけど死ねない。


臆病だから?


いいえ、違うわ


それじゃぁどうしてかって?

いつも止められてしまうの…。


友達に。


私を大好きと言ってくれる友達に…。


だから私はいつまでも死ねないの。



お婆さんになるまでは


―絶対に…―


HP
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11/17(Sat) 22:28
縷々

紙に描いた絵の様に
僕も
消しゴムで消せたら良いな

くしゃくしゃの紙はまるで
僕の人生みたいで
親近感が湧いてくる
ねぇ、一体
僕のゴミ箱は何処?

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11/10(Sat) 20:10
未練
坂崎




好きです
貴方のこと


この想いは誰にも負けない


でも、貴方の隣には
大切な人が居て

叶わない恋

けど、いつしか
この想いは消えるから

今はまだ
貴方を想って

泣いてもいいですか?




 


HP
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11/04(Sun) 17:56
Напа

一体何が
これほどの雨をもたらすのか
上昇気流に乗って涙は沸騰する

木陰の静かな届かぬ熱が
美化されて
唖然としながら叫ぶ
掴もうとして何が悪い

言葉の先端が心をえぐるのを恐れて
言えないことは純水になって眼から溢れる
揺れと黒と混乱の中で
かさばる唇から絹ずれの音のように鳴る、愛


HP
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08/07(Tue) 01:39
夏の哀歌
橘 鷲聖


藍色の残酷な海を見に行かないか

自殺した改造ボンネットで

巻き煙草の紙を舐めているあの娘にも手を振って

残酷な海を

見に行かないか藍色を

捧げるためのウォッカを数本並べて

夜を待とう

十字路で十字架を蹴るひとのため

十字架で十字路を伐るひとのため

口笛を吹いている

捨てられたビーチパラソルをさして

夕暮れは歩こうか

誰かに笑われたいんじゃなくて

きみを笑わせたくて

すこしだけ酔っていたから

すこしだけすこしだけ

許してくれないか

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