◇変化の書2◇
□e日々懊悩なり
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「……ぅ〜……ん」
「…んだよアスマ…便秘か?」
ここはアスマのお宅…。
縁側に胡座をかき、珍しく真面目な顔で腕を組み唸り声を発するアスマを、いつもの様に将棋しに来ていたシカマルが四つん這いになり覗き込む。
「…便秘なんかじゃねぇ。俺は快食快便だ。」
「………いや、アスマのお通じの事なんか聞いてねぇしι…何悩んでんだよ?」
「………いやな…俺が悪いのか…お前が悪いのか……とかな」
「…は?」
アスマは眉根に皺を深く刻みながら瞑っていた目をパチッと開き、キョトンとした目を向けるシカマルの顔を両手で包み込む。
「…俺のナニがデカすぎるのか、お前アソコが狭すぎるのか…」
「…………もしかして…いきなり下トークかよ」
アスマにスリスリ頬を撫でられながら、心底嫌そうな顔を向けるシカマルの眉間の皺も深く深ぁくなっていく。