話
□どっちが嫁入り？
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どっちが嫁入り？
「結婚したら黒崎サンも浦原になるんですよね〜」
「は？」
「黒崎サンがお嫁さんに来るわけですから、ネ？」
「…やだ」
「え？」
「俺だって男なんだから嫁じゃなくて夫がいい」
「ええっ？だってアタシが嫁なんて可愛くないじゃないっスか！」
「別に…それにとある所ではおまえが女役をしてるところもあるみたいだし問題ないんじゃねぇの？」
「イヤイヤイヤ、何でそんなこと知ってるんスか。と、とにかく他はどうか知りませんけどここは一応浦一サイトなんですから！」
「…サイトの傾向引っ張ってくるなよ」
「とにかく駄目なものは駄目！」
「俺だってやだ」
「…いつもアタシの下で泣いてる癖に…痛っ！」
「その口塞いでやろうか」
「す、すみません」
「よし」
「じや、じゃあこうしましょう？」
「あ？」
「間をとって浦崎って「意味わかんねぇ」
（さめざめ）
「…と、まぁ冗談は置いておいて、実際問題結婚して名字が変わってもきっとお互いの呼び名は変わらないんでしょうねぇ」
「？」
「今まで通りキミはアタシの事を浦原って呼びそうですし、アタシもキミの事を黒崎サンて呼ぶかなァと」
「……どうだろ」
「ん？」
「そうとは限らないかもって事」
「え？」
「さて、そろそろ時間だから帰るわ」
「え？ちょ、黒崎サン！？今何て…？あ、ま、待って一護さーん！」