小説

□冬のある日
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◇◆ここからはリュータ視点です◆◇





DTO宅前らへん

「・・・ここか」


とりあえずDTOの新しい住居に来てみた
きてみたのはいいんだけど・・・


「ハヤト・・・ほんとにここか?」
「・・・信じたくないけどここです」
「うそだろ・・・?」


そこは見る限り高級マンションだった
なんかすげーゴージャスなんですけど
マジでここにDTOが住んでんのか?


「リュータ先輩、入らないんですか?」
「ちょっと待て、このマンションに入るのには勇気が
 いる」


10分ほどそこにいたんだけどずっとそのままというわけにも行かないので中に入った
うわーなんか玄関ホールしまってるんですけど


「ハヤトどうする閉まってるぞー」
「どうやら最新のセキュリティシステムみたいですね
 マンションの住人じゃないと開かないみたいです」
「じゃぁどうするんだ?」
「ちょっとまってください・・・!よし管理人は休憩
 中みたいですね」
「?なにしてんだ?」
「人が来たみたいですから隠れましょう先輩」


そういわれたのでとりあえず隠れてみる
・・・お!人が来た、マンションの住人らしく簡単に鍵をあけた
リッチそうな格好してんなー

そのままその人は扉を開けてロビーの奥へと入っていく


「いきますよ!」
「えぇ?何が!?」


そういいながらハヤトに引きずられるように開いた扉に駆け込む
ぎりぎりセーフ
何とか入り込めた


「なるほど・・・マンションの人にあけてもらったの
 か」
「えぇ、しかもこの扉は自動ドアですから手さえ突っ
 込めば難なく入れますよ」


じゃぁおれぎりぎりセーフとかいった意味ないじゃん
微妙にショック!!!!
・・・入れたからいいけど


「さあ行きましょうか!」
「たしか1507号室だったよな」


そのままエレベーターに乗る
目的地は15階
・・・・ちょっと怖い、高すぎて








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