小説

□神様公認、バイト募集中!
1ページ/3ページ


ここは神立ポップン学園高等部2-D





◇◆神様公認、バイト募集中!◆◇





「リュータせんぱ〜い!」
「!ハヤト、何でここにいるんだよ!?」

今日も俺は補修で放課後の学校に残ってたんだ
高等部の校舎の自分の教室でDTOを待ってたんだけど・・・


「で?なんでここにいるんだよハヤト・・・」
「先輩と一緒に帰るためです!」


・・・おかしいな
確かこのごろ物騒だからって高等部の校舎の入り口ってかぎかかってなかったっけ
・・・・・あぁ・・壊したんだなハヤト


「ハヤト〜俺今日補修だから一緒に帰れないんだよ」
「昨日も言ってませんでしたっけ?」
「そこをつくな・・・・」
「今日の補修の相手は誰ですか?」
「へ?DTOだけど?」
「あぁあの眉毛の先生なら大丈夫ですよ、
教卓の上に
 『アルバイトあるから帰ります』って書いた紙はってその上に
 シュークリームおいてれば許してくれますって」
「んなもんで俺は許さんぞ」
「げ・・・DTO」


ハヤトと俺がしゃべってるあいだにいつの間にかDTOがきてたらしい
なんか・・・さっきハヤトが『チッ』って言ったような気がするんだけど・・・


「たかがシュークリームごときで俺がつられると思っているのか?」
「まぁ、普通のシュークリームでは来ないでしょうが・・・」


そう言いながらハヤトがかばんを探っている
なんか・・・絶対授業に必要ないものとか入ってるんだけど・・・


「どうぞ」
「!こっこれは・・・・」
「『幻のシュークリーム』とまでいわれた神様ごようたしのシュークリームです」
「・・・本物か?」
「もちろんですよw」
「(ゴソゴソ)・・・このことは内緒にしとけよ」
「わかってますよw」


・・・幻のシュークリーム?
そんなんでつられちゃだめだろ公務員!!!!!!!


「リュータ」
「なっなんだよDTO」
「帰っていいぞ」
「・・・補修は?」


そういうとDTOは周りをきょろきょろ見渡してから


「無し、だ。裏口から帰れよ」


すげぇ・・さすがハヤト、あのDTOをしりぞけるなんて・・・


DTOは本当にそのまま(いや、だからダメだろ公務員!?)どこかに行っちまった
なんでもシュークリームを食いに屋上に行くらしい
しかし・・・免除になったのはうれしいけどあんなのが教師でいいのか?


「さぁ、邪魔者は消えましたし、帰りましょうか!」
「あぁそうだな・・・ん?」


カラコロカラカロ


バンッ!!



「ぜぇぜぇぜぇ」


「・・・・・」
「・・・・・」
「ナカジ・・・?」
「なにしてるんですか・・・」


カラコロ鳴らしながらナカジが入ってきた
見るからにしんどそうだ、走ってきたらしい
ナカジとはポップンパーティーで知り合ったんだけど
学帽にめがねにマフラーに靴下+ゲタはは変だよなやっぱり
ってかげたで校内に入ってくんなよな・・・


「・・・・か」
「は?」


あまりにも小さく言ったので聞き取れなかった
気のせいかナカジがにらんでる気がする・・・


「・・・DTOを知らんか」
「DTO?何でDTOを探してんだ?」
「・・・貴様には関係ない」
「なん『そんな言い方ないよなかじ!』」
「・・・うるさい黙れタロー」


急に話しに加わってきたのはタロー
絶対大学生に見えない大学生(絶対歳さばよんでるって)
子供みたいに騒がしい奴、でもナカジとは親友
なんでだろ?あきらかに性格違うのに


「タローさんうるさいですよ」
「ごめんね〜ハヤト君!」
「だからうるさいですって・・・」


あぁ・・・ハヤトから黒いオーラが見える・・・
タローはゼンゼン気づいてねぇし
ある意味すげぇ・・・(汗大量)


◇NEXTページ◇
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ