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□1人と3匹。ー出会い編ー
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『ヒバリ、ドウシタ?ダレ?』


『あぁ、ヒバード。今日から家族が増えるよ。』


目の前には子猫を二匹抱いてる雲雀しゃん。


『ヒ……ヒバリ、ホンキ?ヒバード、トリ。ネコ……トリ、タベル。』

まじ、食べられるよ、雲雀たん。
……ん?この猫たち…どっかで見た気が…。


『大丈夫だよ、ヒバード。こんなに小さな子猫じゃない』


うわぁ……雲雀さん良い笑顔☆
っていうか、猫たちめっちゃこっち見てるー……食べられちゃうゾ、ボク☆


『ヒバリ……』


『なに?ヒバード』


雲雀しゃーん、この猫たんたち、僕見ながらヨダレが溢れてるよー!!!!!!!


『ヒバリ、ヒバードトネコ、ドッチスキ?』


『ワォ、ヒバード……君、やきもちかい?』


ち、ちっげーよ!!!
ちょ、誰かうちのご主人病院連れてってYO☆

雲雀さん、お願いだから顔赤らめてこっち見ないで!!

『大丈夫、君のことも、ちゃんと好きだよ。』


あぁ、ダメだこの人。
重症だ、この人。


『ヒバリノ……バカー!!!』


『なっ、ちょっとヒバ…『ねぇ、痴話喧嘩してないでさ家帰んない?王子飽きたんだけど。』


し………しゃべったー!!!
この猫たん喋ったよー!!!!
あ、雲雀さんもさすがに驚いて…

『そうだね、帰ろうか。』

ないですよね、そうですよね、わかってますよ(´ω`)


『ヒバリ、ネコ、オウジ?』

『あぁ、きっと彼の名前じゃない?』

『フウン』


なんか腑に落ちないけど……雲雀さんが帰るっていうから、家に帰った。




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