短編小説

□無題
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忘れたいと願うのに、
どうしても忘れられない過去がある。


それは時々フラッシュバックし、脳内を支配するんだ。





だから切り離した。







「んっ……やっぁ、まっ………」


自分の甘い嬌声に反吐がでる。


「はぁはぁはぁ…んっ…」



相手の荒い息使いに寒気がする。







だから、切り離した。



心と体を。
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