〜遥か彼方〜
□NO,7
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着いた町の名は茄陳
ここには傷を持った少女が住んでいた
「言っとくがテメぇら派手な行動取るんじゃねェぞ」
三蔵が忠告するが
「三蔵〜、それムリだと思うよ」
「なに?」
「ほらあそこ」
唖稀の指差す方向には悟空と悟浄がいた
絡まれた少女を助けたようだ
「ったくあいつら…
ーーおい、悟空、悟浄!あんまり派手な行動取るなっつっただろ!?」
「僕らも十分目立ってますよ、三蔵」
「だってあたしらジープだし」
にひひと唖稀は笑う
「8.5倍は地味だって」
「当社比だろ?」
「どこのよ…」
三蔵と悟空に唖稀は突っ込む
助けた少女の家は宿屋だったので泊めて貰うことにした
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