〜虹の彼方〜

□〜神々の座す処〜
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「はぁ?!」



「玲音も指導医になれ!!」



「当たり前のように言わないで下さい!!アタシがなんであんなドジテルの面倒


見ないといけないんだよ!!だいたい指導医は1人って決まって「ないからな!!」」




どさっと座った




「嫌だね!」



「そこを頼むよ!北見ちゃん1人でもいいんだがなにかと忙しい奴だからな!!



頼む!!」




「了解しました!」



アタシは院長室をあとにして歩いてたら




「いってーーーっっ!!冗談じゃない!!何回刺し間違えれば気が済むんだよっ!?」



「す、すいません!次こそ………」


「それでも医者か!?このドジテルッ!!」




すっ



「えっ?あっ?!」




ブッ




「終了だ!」



「はやっ」



ゴキン


「い……………っ」


じぃぃぃぃん




「眼で診るな!指で診ろ!!そしたら静脈の出にくい患者さんでも



すぐ出来るようになるんだよ!!




それよりいいのか?」



「なにがスか?」




「北見先生が捜してたんだけど



12時から手術じゃないのか!?しかも執刀医!?」


「え…………えっ!?あっ!?あーーっやべっ!!あああっ!?」





「こいつの面倒見るのかよ!?はぁぁ〜〜〜〜〜」




「玲音先生、面倒って?!」



「院長命令であいつの指導医になったんだよ!!北見先生1人じゃ大変だからね


あっ!綾乃さん、あいつに会議[カンフアレンス]があるって伝えてくれ!!忘れてるかもしれないからな」



「はいっ!!分かりました!」





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