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□変わらない時間-トキ-
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俺の愛しい人は、いくつもの癖がある。
それはいつも変わらない。
それを垣間見るのは、俺にとって至福の時間。
だって、その癖を知ってるのは俺だけなのだから。



「っぁ……んっ…」

ベッドの上で甘く啼く貴方は…凄く可愛い。気が狂いそうになる程愛しい…。
いつも最初は恥ずかしがって声を抑える姿が。
最後には俺の名前を甘ったるく呼んでくれる貴方が。
…愛しくて仕方がない。

「宍戸さん…ここ、好きですよね…」

「ぁ、ゃっ…んぁっ…」

「嫌、じゃないでしょう?」

感じてるクセに嫌だと首を振るその表情が、俺の加虐心をさらに大きくする。

「ぁっ…やっ、音っ…んぁっ…」

わざと聞こえるように音を聞かせながら、知り尽くした場所を刺激すれば、感度が上がってもっと可愛くなる。
…そうやって追い詰められ、羞恥と快感の間で揺れる貴方の表情は俺を更に欲情させる。
無意識の所でやっているから、たまに不意を突かれてしまう事もあって……。
見ていて飽きない。むしろもっと愛しくなる。

「ゃ、あぁっ…あっ…ちょ、たろっ…」

…どんなに嫌だと泣いても…最後には結局快感に負けて俺に拙くねだってくる。
…その行為がまた可愛い過ぎて、見てるだけでもゾクゾクする。

「宍戸さん…っ…」

「っぁ…!?あっ…あぁっ…っ…」
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