魅優の本棚
□生まれた日
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”獄寺くんへ、
9月9日なんだけど、予定って空いてるかな?
もしも空いてるなら朝の11時位に俺の家にきてほしいんだけど…
じゃあまたね
綱吉”
…これは十代目が俺の為に書いて下さった手紙だ。
9月9日? いったい何の日だ?
…まぁ十代目がせっかくご自宅に招待して下さったんだ。
ちょうど予定もないし、お邪魔させていただくとするか。
〜九月九日 当日〜
−ピンポーン− …シーン…
「あれ?」 −ガチャッ−
「鍵が開いてる?…お邪魔しま−パンッ−す!?」
「「「獄寺(くん)!お誕生日おめでとう!!」」」
…ポカーン…
「え?…えぇ〜?!」
「クスッ 獄寺くんってば、自分の誕生日忘れちゃったの?」
「え?…っあー!!本当だ!」
「ははっ獄寺、自分の生まれた日位覚えとけよ。」
「う、ウッセー!この野球馬鹿!」
「「「あはははっ」」」
「んじゃ、始めんぞ。」
「?何をですか?リボーンさん」
「決まってんだろ。ボンゴレ式誕生パーティーだ。」
「あ、ありがとうございます!」